社会人にとってキャリア、特にこれまで経験してきた仕事や実績は重要な意味を持っています。これらのキャリアを整理して洗い出すことを、キャリアの棚卸しと言います。そこで、キャリアの棚卸しを通じてスキルアップを図る方法を解説していきます。
まず、新入社員はともかくとしてある程度の年数を経験している社会人にとっては、これまでの仕事やそこで得られた実績は幾多もあると思います。
これらの経験値を明らかにして棚卸しすることは、自らのスキルを鑑みてより良くアップデートするのに役立てることができます。
こうした実務経験や技術能力を棚卸ししていくことは、現在の仕事や会社での評価向上に寄与するだけでなく、将来的に転職を検討した際にもアピールポイントとして胸を張れる部分にもなりえます。
そして何より、与えられた仕事だけを消化するのではないスキルアップを遂げていく成長性のある社会人になることができます。
具体的には、PDCAサイクルのように今まで経験した仕事やプロジェクトを検証してみることで目に見える形でこれまでのキャリアを自己評価し、直すべき部分は正すことでさらにスキルアップを図ることに結び付けることに寄与します。
そして、こうした自らの高みとなり得るスキルアップを重ねていくことで、自己アピールや給与アップに繋がるようなメリットを実感することができるのです。
社会人として自らの価値を高めていくためにも、キャリアの棚卸しを行ってスキルアップを図っていきましょう。